(2024/06/17)
星野リゾート・リート投資法人が、第22期(2024年4月期)決算を発表した。 第22期における物件取得はなし。変動賃料算出期間は、売上連動物件が2022年10月~2023年9月、利益連動物件は2022年6月~2023年5月。ホテルの変動賃料の増加により、前期比7.1%増益。内部留保より3百万円を取崩し、1口当たり分配金は9,048円となった。 期末のポートフォリオは69物件、資産規模(取得額合計)は1,986億円、有利子負債比率は38.8%。 第23期(2024年10月期)は、投資口の追加発行を行い、「OMO7大阪」を取得、「界川治」を売却。変動賃料算出期間は、売上連動物件が2023年4月~2024年3月、利益連動物件が2022年12月~2023年11月。新規物件の収益や既存物件の変動賃料、物件売却益163百万円が寄与し、前期比13.8%増益を見込む。投資口数が14.6%増加するも、1口当たり分配金は9,100円と前期比0.6%増となる見通し。 第24期(2025年4月期)は、変動賃料算出期間が、売上連動物件が2023年10月~2024年9月、利益連動物件は2023年6月~2024年5月。新規物件の通期稼働、既存物件の変動賃料の増加、投資口発行費用や支払利息の減少により、前期予想比0.2%増益を見込み、1口当たり分配金は9,120円となる見通し。 なお、星野リゾート運営物件で2023年1月以降労働力不足により稼働制限を実施したが、短期的な施策を講じたことにより、2023年夏以降稼働制限を段階的に緩和している。 引き続き中期目標である資産規模3,000億円、星野リゾートグループの運営物件の投資比率50%超を目指す。
第22期実績 | 第23期予想 | 前期比 | 第24期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 6,670百万円 | 7,466百万円 | 11.9% | 7,540百万円 | 1.0% |
当期利益 | 2,338百万円 | 2,662百万円 | 13.9% | 2,668百万円 | 0.2% |
1口当たり分配金 | 9,048円 | 9,100円 | 0.6% | 9,120円 | 0.2% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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