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(2025/06/16)
星野リゾート・リート投資法人が、第24期（2025年4月期）決算を発表した。 第24期は、「界ポロト」を取得した。変動賃料算出期間は、売上連動物件が2023年10月～2024年9月、利益連動物件は2023年6月～2024年5月。前期の売却益がなくなったが、前期に取得した物件の通期稼働、変動賃料増加、補助金収入が寄与し、前期比2.1％増益。投資口2分割により、1口当たり分配金は4,615円（分割前換算9,230円）となった。 期末のポートフォリオは70物件、資産規模（取得額合計）は2,297億円、有利子負債比率は39.4％。 併せてスポンサーである星野リゾートグループが運営する31物件の賃貸借契約を11月より変更することを発表した。変動賃料の算出期間の時期を直近一年間に統一し、変動賃料の計上までの期間を短縮する。更にうち8物件を定期賃貸借契約から普通賃貸借契約へ変更し、より長期の契約が可能とする。 第25期（2025年10月期）は、「ホテルWBFグランデ旭川」等ホテル2物件を取得する一方、「OMO7旭川」等2物件を売却。変動賃料の算出期間が、売上連動物件が2024年4月～2025年3月、利益連動物件が2023年12月～2024年11月。賃貸借契約変更に伴う固定賃料及び変動賃料の増加、物件売却益159百万円計上が寄与し、前期比25.7％増益を見込み、1口当たり分配金は6,000円となる見通し。 第26期（2026年4月期）は、変動賃料算出期間が、売上連動及び利益変動ともに2024年11月～2025年10月となる。前期の物件売却益がなくなるが、万博の影響によりグランドプリンスホテル大阪ベイの変動賃料が寄与し、前期予想比3.3％増益を見込み、1口当たり分配金は6,200円となる見通し。 なお、第27期（2026年10月期）は、分配金がコロナ禍前の水準を上回る見通し。
| 第24期実績 | 第25期予想 | 前期比 | 第26期予想 | 前期比 | |
| 営業収益 | 7,633百万円 | 8,675百万円 | 13.7% | 8,853百万円 | 2.1% |
| 当期利益 | 2,793百万円 | 3,510百万円 | 25.7% | 3,627百万円 | 3.3% |
| 1口当たり分配金 | 4,615円 | 6,000円 | 30.0% | 6,200円 | 3.3% |
| 1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
|---|---|---|
| 2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
| 3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
| 4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
| 5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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