(2025/08/25)
ジャパン・ホテル・リート投資法人(JHR)が、第26期(2025年12月期)中間決算(1月~6月)を発表した。 当中間期は、「ヒルトン福岡シーホーク」を取得、「博多中洲ワシントンホテルプラザ」を売却した。変動賃料28物件のRevPER(客室当たり売上)は17,087円と前年同期比17.0%増加、また物件売却益2,346百万円が寄与し、当中間利益は12,764百万円と前年同期比71.7%増となった。 キャピタランド・インベストメント・リミテッドが、JHRのメインスポンサーの株式の40%を取得し、JHRのスポンサーに参画した(3年後及び5年後に残り30%ずつ取得予定)。 中期間期末時点のポートフォリオは51物件、資産規模(取得額合計)は5,153億円、有利子負債比率(総資産ベース)は48.5%、有利子負債比率(時価ベース)は36.3%。 下期(7月~12月)は、変動賃料28物件のRevPERは19,486円と前年同期比9.3%増を見込む。 通期予想は、変動賃料の増加により、2月に公表した業績予想に対し7.7%増益を見込む。1口当たり分配金は4,830円と8.3%増となる見通し。なお、変動賃料比率は53.3%と前期より3.1ポイント上昇する想定。 好調なホテル需要と売買マーケットを背景に、外部成長及び内部成長による収益拡大を目指す。
第26期 中間期実績 |
(中間期予想) | 増減率 | |
営業収益 | 21,481百万円 | 19,756百万円 | 8.7% |
中間期利益 | 12,764百万円 | 11,017百万円 | 15.9% |
1口当たり中間期利益 | 2,504円 | 2,161円 | 15.8% |
第26期 通期予想 |
(修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 44,669百万円 | 42,732百万円 | 4.5% |
当期利益 | 26,063百万円 | 24,195百万円 | 7.7% |
分配金総額 | 24,620百万円 | 22,739百万円 | 8.3% |
1口当たり分配金 | 4,830円 | 4,461円 | 8.3% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
1 | 日本ホテル&レジデンシャル | +0.75% |
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2 | 三井不動産アコモ | +0.65% |
3 | 野村不動産マスター | +0.50% |
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