(2025/11/28)
日本プライムリアルティ投資法人が、投資口の追加発行を行う。公募増資は2022年1月以来3年11ヶ月ぶり。 発行口数は100,000口、オーバーアロットメントによる売出口数は5,000口。これにより発行後の投資口数は2.7%増の4,048,256口となる予定。調達額は105億円を見込む。 併せて物件入替えを行うことを発表した。 取得する物件は、「グランフロント大阪」等オフィスビル、商業施設、ホテルの3物件、取得額は計319.1億円。 一方、売却する物件は、「JPR横浜日本大通ビル」と「南麻布ビル」のオフィスビル2物件、売却額は計95.3億円。 これにより入替え後のポートフォリオ全体の規模は5,520億円となり、有利子負債比率は43.3%となる予定。 これらに伴い業績予想を修正。 第48期(2025年12月期)は、物件売却益1,892百万円が寄与し、8月に公表した業績予想に対し24.6%増益を見込む。差引き940百万円を内部留保とし、投資口数が増加するも、1口当たり分配金は2,090円と2.7%増となる見通し。 第49期(2026年6月期)は、物件売却益1,798百万円と新規に取得した物件の賃貸収益が寄与し、前回予想比26%増益を見込む。差引き957百万円を内部留保とし、投資口数が増加するも、1口当たり分配金は2,127円と3.8%増となる見通し。 併せて第50期(2026年12月期)業績予想を公表。前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比17.2%減益を見込む。内部留保より575百万円を取崩し、1口当たり分配金は2,100円と前期予想比1.3%減となる見通し。 引き続き中期目標である、1口当たり利益(売却損益除く)平均年率2.4%成長、1口当たり分配金年率3%成長、また今後5年間でポートフォリオの10%程度を売却しながら、資産規模6,000億円を目指す。
| 第48期予想 | (修正前) | 増減率 | |
| 営業収益 | 20,321百万円 | 18,402百万円 | 10.4% |
| 当期利益 | 9,400百万円 | 7,541百万円 | 24.7% |
| 分配金総額 | 8,460百万円 | 8,023百万円 | 5.4% |
| 1口当たり分配金 | 2,090円 | 2,035円 | 2.7% |
| 第49期予想 | (修正前) | 増減率 | |
| 営業収益 | 20,663百万円 | 18,375百万円 | 12.5% |
| 当期利益 | 9,566百万円 | 7,591百万円 | 26.0% |
| 分配金総額 | 8,609百万円 | 8,082百万円 | 6.5% |
| 1口当たり分配金 | 2,127円 | 2,050円 | 3.8% |
| 第50期予想 | (第49期予想) | 増減率 | |
| 営業収益 | 19,242百万円 | 20,663百万円 | ▲6.9% |
| 当期利益 | 7,925百万円 | 9,566百万円 | ▲17.2% |
| 分配金総額 | 8,500百万円 | 8,609百万円 | ▲1.3% |
| 1口当たり分配金 | 2,100円 | 2,127円 | ▲1.3% |
| 1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
|---|---|---|
| 2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
| 3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
| 4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
| 5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。 * 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。 * 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。 * 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。