(2024/04/26)
いちごオフィスリート投資法人が、オフィスビル2物件を売却する。2物件の売却額は計44.7億円。2物件ともに鑑定価格及び簿価を上回る価格で売却する。売却先は非開示。 「いちご大船ビル」は、神奈川県鎌倉市にある、1973年竣工のオフィスビル。3月末時点のテナントは10社、稼働率は86.6%。売却額は24.2億円。 「いちご九段二丁目ビル」は、千代田区九段南にある、1997年竣工のオフィスビル。3月末のテナントは1社、稼働率は100%。売却額は20.5億円。 これに伴い業績予想を修正。第37期(2024年4月期)は、いちご大船ビルの売却益260百万円が寄与し、12月に公表した業績予想に対し11.8%増益を見込む。一時差異等調整積立金より105百万円を取り崩す一方、売却益より101百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は2,169円と8.1%増となる見通し。 第38期(2024年10月期)は、いちご九段二丁目ビルの売却益1,060百万円が寄与し、前回予想比33.3%増益を見込む。一時差異等調整積立金より105百万円を取り崩す一方、売却益より103百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は2,662円と28.8%増となる見通し。
<売却> | |||||
物件名称 | 所在地 | 売却額 | 簿価 (売却時想定) |
差額 (売却額-簿価) |
売却先 |
いちご大船ビル | 神奈川県鎌倉市 | 2,420百万円 | 1,981百万円 | 439百万円 | 非開示 |
いちご九段二丁目ビル | 東京都千代田区 | 2,050百万円 | 750百万円 | 1,300百万円 | 非開示 |
合計 | 4,470百万円 | ||||
第37期予想 | (修正前) | 増減率 | |||
営業収益 | 8,066百万円 | 7,923百万円 | 1.8% | ||
当期利益 | 3,278百万円 | 2,931百万円 | 11.8% | ||
分配金総額 | 3,283百万円 | 3,036百万円 | 8.1% | ||
1口当たり分配金 | 2,169円 | 2,006円 | 8.1% | ||
第38期予想 | (修正前) | 増減率 | |||
営業収益 | 8,910百万円 | 7,948百万円 | 12.1% | ||
当期利益 | 4,026百万円 | 3,021百万円 | 33.3% | ||
分配金総額 | 4,029百万円 | 3,127百万円 | 28.8% | ||
1口当たり分配金 | 2,662円 | 2,066円 | 28.8% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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