(2012/12/17)
いちご不動産投資法人(IRE)が第14期(平成24年10月期)決算を発表した。第14期は、オフィスビル1棟取得、1棟売却を実施。第15期に売却予定のCOI新潟ビルの減損処理により当期純損失526百万円。剰余金より1,695百万円を取り崩し、分配金総額1,168百万円、1口当たり分配金は1,387円となった。第15期(平成25年4月期)は、賃貸収益の減少により4.7%減収となるも、前期の減損損失がなくなることから当期純利益1,069百万円。剰余金より55百万円を取り崩し、1口当たり分配金は1,330円となる見通し。IRE は平成23年11月合併以降ポートフォリオの入替え、借入コストの低下により運用基盤を固めてきた。今後は更に財務を強化し外部成長へ移行し、中小規模オフィスビルのバリューアップにより収益向上を目指す意向。
第14期実績 | 第15期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 4,320百万円 | 4,118百万円 | ▲4.7% |
当期利益 | -526百万円 | 1,069百万円 | - |
分配金総額 | 1,168百万円 | 1,124百万円 | ▲3.8% |
1口当たり分配金 | 1,387円 | 1,330円 | ▲4.1% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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