(2018/02/22)
ジャパン・ホテル・リート投資法人が、第18期(平成29年12月期)決算を発表した。 第18期は、投資口の追加発行を行い、「ヒルトン成田」等ホテル3物件を取得。 これによる賃貸収益の増加や既存物件の変動賃料増加が寄与し、前期比15.5%増益。一時差異等調整積立金より769百万円を取崩し、投資口数が6.6%増加するも、1口当たり分配金は3,683円と前期を7.7%上回った。 期末のポートフォリオは44物件、資産規模(取得額合計)は3,194億円、有利子負債比率は39.9%、変動賃料の構成比率は44.2%と前期の42.5%を更に上回った。 第19期(平成30年12月期)は、前期に取得した物件の通期稼働、既存物件の変動賃料増加により、前期比4.9%増益を見込む。一時差異等調整積立金より565百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,705円と前期を0.6%上回る見通し。なお、変動賃料の構成比率は44.0%を見込む。
第18期実績 | 第19期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 25,475百万円 | 26,567百万円 | 4.3% |
当期利益 | 14,005百万円 | 14,294百万円 | 2.1% |
分配金総額 | 14,771百万円 | 14,860百万円 | 0.6% |
1口当たり分配金 | 3,683円 | 3,705円 | 0.6% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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