(2023/06/14)
ケネディクス・オフィス投資法人が、第36期(2023年4月期)決算を発表した。 第36期は、「KDX川崎駅前本町ビル」を売却した。オフィスの契約ベースの期中平均稼働率は97.8%と前期より0.1ポイント低下したが、物件売却益1,168百万円が寄与し、前期比11.7%増益。718百万円を内部留保とし、更に投資口2分割により、1口当たり分配金は7,647円(分割前換算15,294円)となった。 期末のポートフォリオは97物件、資産規模(取得額合計)は4,533億円、有利子負債比率は45.3%。 第37期(2023年10月期)は、「新宿サンエービル」を裏付資産とする匿名組合出資持分の一部を売却する。オフィスの契約ベースの期中平均稼働率は98.1%と前期より0.3ポイント上昇する想定。匿名組合出資の売却益545百万円を計上するが、原状回復費収入の減少、修繕費や固都税の増加、物件売却益の減少により、前期比10.5%減益を見込む。1口当たり分配金は7,600円となる見通し。 なお、決算発表と同日に、ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人とケネディクス商業リート投資法人と11月に合併することを発表した。
第36期実績 | 第37期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 17,290百万円 | 16,600百万円 | ▲4.0% |
当期利益 | 7,205百万円 | 6,448百万円 | ▲10.5% |
分配金総額 | 6,487百万円 | 6,448百万円 | ▲0.6% |
1口当たり分配金 | 7,647円 | 7,600円 | ▲0.6% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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