(2021/08/16)
フロンティア不動産投資法人が、第34期(2021年6月期)決算を発表した。 第34期における物件取得はなし。前期に計上したららぽーと新三郷のテナント入替えに伴う一時金収入がなくなる一方、コロナ禍の影響による賃料一時減額の縮小や、修繕費の減少により、前期比2.9%増益。1口当たり分配金は10,747円となった。 期末のポートフォリオは37物件、資産規模(取得額合計)は3,390億円、有利子負債比率は37.5%。 第35期(2021年12月期)は、投資口の追加発行を行い、「ららぽーと新三郷」の追加持分等、3物件を取得。これにより前期比6.0%増益を見込む。投資口数が5.9%増加するも、1口当たり分配金は10,750円と前期を僅かに上回る見通し。 第36期(2022年6月期)は、固都税が増加する一方、上池台東急ストアの賃料増額改定、減価償却費や支払利息の減少により、前期予想比0.5%増益を見込み、1口当たり分配金は10,810円となる見通し。
第34期実績 | 第35期予想 | 前期比 | 第36期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 10,755百万円 | 11,358百万円 | 5.6% | 11,392百万円 | 0.3% |
当期利益 | 5,489百万円 | 5,817百万円 | 6.0% | 5,848百万円 | 0.5% |
1口当たり分配金 | 10,747円 | 10,750円 | 0.0% | 10,810円 | 0.6% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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