フロンティア不動産投資法人

フロンティア不動産投資法人が第41期決算、三井ショッピングパークららぽーと愛知東郷の取得を発表

(2025/02/17)

フロンティア不動産投資法人が、第41期（2024年12月期）決算を発表した。 第41期は、「ヤオコー西大宮店」を取得する一方、「クイーンズ伊勢丹杉並桃井店」の残持分を売却した。新規物件や売却益が寄与し、前期比1.1％増益。差引き551百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は11,000円と前期比0.3％減となった。 期末のポートフォリオは41物件、資産規模（取得額合計）は3,647億円、有利子負債比率は38.3％。 併せて「三井ショッピングパークららぽーと愛知東郷」の準共有持分30％を、スポンサーである三井不動産から取得することを発表した。物件は、愛知県中部エリアにある、2020年に開業したショッピングセンター。取得額は109.5億円。 第42期（2025年6月期）は、上記物件の収益が寄与するが、前期の物件売却益がなくなるため、前期比11％減益を見込む。内部留保より161百万円を取崩し、また投資口5分割により、1口当たり分配金は2,200円（分割前換算11,000円）となる見通し。 第43期（2025年12月期）は、前期に取得した物件の通期稼働により、前期予想比0.3％増益を見込む。内部留保より146百万円を取崩し、1口当たり分配金は2,200円と前期予想と同額となる見通し。 新たに分配金の目標を設定。1口当たり2,200円を下限値に設定し、年平均3％の成長によって1口当たり2,400円以上を目標とする。