(2024/08/15)
フロンティア不動産投資法人が、第40期(2024年6月期)決算を発表した。 第40期は、「ヤオコー相模原光が丘店」を取得する一方、「クイーンズ伊勢丹杉並桃井店」の一部と「心斎橋スクエア」の建物を売却した。新規物件取得及び物件売却益624百万円が寄与し、前期比12.8%増益。差引き463百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は11,030円と前期比4.6%増となった。 期末のポートフォリオは41物件、資産規模(取得額合計)は3,642億円、有利子負債比率は38.2%。 第41期(2024年12月期)は、「ヤオコー西大宮店」を取得する一方、「クイーンズ伊勢丹杉並桃井店」の残りを売却する。テナント入替えによる減収、歩合賃料の減少を想定するが、新規物件の賃貸収益や物件売却益の増加により前期比0.3%増益を見込む。差引き534百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は10,930円と0.9%減となる見通し。 第42期(2025年6月期)は、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比11.4%減益を見込む。内部留保より26百万円を取り崩し、1口当たり分配金は10,600円と前期予想比3%減となる見通し。
第40期実績 | 第41期予想 | 前期比 | 第42期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 12,162百万円 | 12,268百万円 | 0.9% | 11,476百万円 | ▲6.5% |
当期利益 | 6,430百万円 | 6,447百万円 | 0.3% | 5,711百万円 | ▲11.4% |
分配金総額 | 5,967百万円 | 5,914百万円 | ▲0.9% | 5,738百万円 | ▲3.0% |
1口当たり分配金 | 11,030円 | 10,930円 | ▲0.9% | 10,600円 | ▲3.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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