(2020/02/14)
フロンティア不動産投資法人が、第31期(2019年12月期)決算を発表した。 第31期は、投資口の追加発行を行い「池袋グロープ」を追加取得した。 賃貸収益の増加、前期の物件売却損の反動増に伴い、前期比17%増益。投資口数が4.6%増加するも、1口当たり分配金は10,526円と前期比0.3%増となった。 期末のポートフォリオは35物件、資産規模3,315億円、有利子負債比率は36.6%。 併せて「TENJIN216」、「ララシャンスHIROSHIMA迎賓館」の底地を、スポンサーである三井不動産より取得することを発表した。2物件の取得額は計35.9億円。 第32期(2020年6月期)は、前期に取得した池袋グロープの通期稼働、上記2物件の収益が寄与し、前期比0.8%増益を見込み、1口当たり分配金は10,600円となる見通し。 第33期(2020年12月期)は、上記2物件の通期稼働により、前期予想比0.4%増益を見込み、1口当たり分配金は10,640円となる見通し。
第31期実績 | 第32期予想 | 前期比 | 第33期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 10,505百万円 | 10,688百万円 | 1.7% | 10,830百万円 | 1.3% |
当期利益 | 5,463百万円 | 5,504百万円 | 0.8% | 5,525百万円 | 0.4% |
1口当たり分配金 | 10,526円 | 10,600円 | 0.7% | 10,640円 | 0.4% |
<取得> | |||||
物件名称 | TENJIN216 | ||||
所在地 | 福岡県福岡市中央区天神 | ||||
取得金額 | 2,550百万円 | ||||
鑑定NOI利回り | 3.7% | ||||
還元利回り | 3.6% | ||||
竣工時期 | 1989年8月20日 | ||||
取得日 | 2020年3月4日 | ||||
売主 | 三井不動産(株) | ||||
<取得> | |||||
物件名称 | ララシャンスHIROSHIMA迎賓館(底地) | ||||
所在地 | 広島県広島市南区西蟹屋 | ||||
取得金額 | 1,040百万円 | ||||
鑑定NOI利回り | - | ||||
割引率 | 6.9% | ||||
竣工時期 | - | ||||
取得日 | 2020年3月13日 | ||||
売主 | 三井不動産(株) |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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