(2025/08/13)
霞ヶ関ホテルリート投資法人が本日上場した。REITの新規上場は4年ぶりとなる。 初値は103,800円と、IPO発行価格100,000円を3.8%上回った。 多人数向けホテルに重点投資するホテル特化型REIT。上場時の資産規模は492億円。 第1期(2026年1月期)の実質的な運用期間は8月14日から2026年1月末までの171日間の変則となる。上場時にホテル15物件を取得し、当期利益は673百万円を見込む。101百万円の利益超過分配金を加算し、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,688円となる見通し。期末の有利子負債比率は46.9%を想定する。 第2期(2026年7月期)より運用期間は6ヶ月間となる。当期利益は777百万円を見込む。63百万円の利益超過分配金を加算し、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,925円となる見通し。期末の有利子負債比率は46.9%を想定。 第3期(2027年1月期)は、変動賃料の増加により、前期予想比15.8%増益を見込む。64百万円の利益超過分配金を加算し、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,352円となる見通し。期末の有利子負債比率は44.3%を想定する。 なお、ホテル需要の季節要因の影響から、毎年7月期より1月期の変動賃料が大きくなるため、奇数期の収益が高くなる傾向。
第1期予想 | 第2期予想 | 増減率 | 第3期予想 | 増減率 | |
営業収益 | 1,561百万円 | 1,563百万円 | 0.1% | 1,687百万円 | 7.9% |
当期純利益 | 673百万円 | 777百万円 | 15.5% | 900百万円 | 15.8% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まず) |
2,336円 | 2,704円 | 15.8% | 3,130円 | 15.8% |
1口当たり利益超過分配金 | 352円 | 221円 | ▲37.2% | 222円 | 0.5% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
2,688円 | 2,925円 | 8.8% | 3,352円 | 14.6% |
※第1期の実質運用期間: 2025/08/14-2026/01/31の171日間 |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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