(2024/03/14)
産業ファンド投資法人が、第33期(2024/1期)決算を発表した。 第33期は、「IIF川崎港タンクターミナル」の底地等3物件を取得、「IIF厚木ロジスティクスセンターⅢ」の再開発が完了、「IIF神戸ロジスティクスセンター」の一部を追加売却した。新規物件の賃貸収益及び物件売却益が増加するが、「IIF横浜都筑R&Dセンター」の減損損失計上、減価償却費の増加等により、前期比2.4%減益。1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,424円と前期比4.6%増となった。 期末のポートフォリオは81物件、資産規模(取得額合計)は3,979億円、有利子負債比率は49.9%。 第34期(2024/7期)は、投資口の追加発行を行い、28物件を取得、匿名組合出資持分1件を取得、3物件を売却する。新規物件の賃貸収益増加、物件売却益1,417百万円が寄与し、前期比15.6%増益を見込む。投資口数20%増により、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,390円と前期比1.3%減となる見通し。 第35期(2025/1期)は、「IIF戸塚ロジスティクスセンター」の底地一部を追加売却する。物件売却益が減少するが、修繕費や減価償却費の減少により、前期予想比1.4%増益を見込む。1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,390円と前期予想と同額となる見通し。
第33期実績 | 第34期予想 | 前期比 | 第35期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 18,167百万円 | 20,889百万円 | 15.0% | 20,948百万円 | 0.3% |
当期利益 | 7,242百万円 | 8,369百万円 | 15.6% | 8,485百万円 | 1.4% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
3,428円 | 3,299円 | ▲3.8% | 3,345円 | 1.4% |
1口当たり利益超過分配金 | 6円 | 91円 | 1,416.7% | 45円 | ▲50.5% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
3,434円 | 3,390円 | ▲1.3% | 3,390円 | 0.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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