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産業ファンド投資法人が投資口の追加発行、6棟取得を発表

(2013/01/16)

産業ファンド投資法人(IIF)が投資口の追加発行を行う。発行口数は15,424口、オーバーアロットメントによる売出し376口。これにより発行後の総投資口数は11%増の156,432口となる見込み。IIFは前回の増資時(平成24年3月)より投資口価格が約50%上昇しており、発行価格が1口当たり純資産額を上回る、上場後初のプレミアム増資となる見通し。調達資金は96億円を予定し、併せて発表した6棟の取得資金に充当する。取得する物件は、物流施設3棟、研究施設(未竣工)1棟、インフラ施設2棟の計6棟、想定取得価格は計180億円。これらに伴い第12期(平成24年6月期)及び第13期(平成24年12月期)業績予想を発表。第12期は、上記6棟取得を前提とし、前期予想比21%増益、1口当たり分配金は15,567円となる見通し。続く第13期は、上記取得の通期寄与により3%増益、1口当たり分配金は16,029円となる見通し。

<取得>
物件名称 所在地 取得金額 還元利回り 売主
IIF神戸ロジスティクスセンター 兵庫県神戸市 5,193百万円 5.70% 神戸市/(株)日新
IIF東大阪ロジスティクスセンター 大阪府東大阪市 2,280百万円 5.90% 東芝ロジスティクス(株)/NREG東芝不動産(株)
IIF柏ロジスティクスセンター 千葉県柏市 1,810百万円 6.10% 非開示(SPC)
IIF川崎サイエンスセンター 神奈川県川崎市 2,040百万円 5.80% 独立行政法人都市再生機構
IIF大阪豊中データセンター 大阪府豊中市 5,600百万円 6.70% 非開示(SPC)
IIF大阪南港ITソリューションセンター 大阪府大阪市 1,150百万円 6.40% (株)野村総合研究所
合計   18,073百万円  
  第12期予想 (第11期予想) 増減率
営業収益 5,742百万円 5,021百万円 14.4%
当期利益 2,435百万円 2,005百万円 21.4%
1口当たり分配金 15,567円 14,263円 9.1%
 
  第13期予想
営業収益 5,968百万円
当期利益 2,507百万円
1口当たり分配金 16,029円

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