(2020/10/19)
日本アコモデーションファンド投資法人が、第29期(2020年8月期)決算を発表した。 第29期は「パークアクシス赤塚」「パークキューブ大井町レジデンス」を取得。コロナ禍の影響により平均稼働率が96.8%と低下したが、新規物件の賃貸収益寄与、テナント入替費用の減少により、前期比0.7%増益、1口当たり分配金は10,108円となった。 期末のポートフォリオは128物件、資産規模(取得額合計)は3,162億円、有利子負債比率は51.5%。 第30期(2021年2月期)は、「パークアクシス東陽町・親水公園」を取得。コロナ禍の影響が残ることを想定し、ポートフォリオの平均稼働率は96.5%を前提とする。前期に取得した物件が通期寄与するが、稼働率の低下により、前期比0.3%減益を想定し、1口当たり分配金は10,080円となる見通し。 第31期(2021年8月期)は、平均稼働率96.3%を想定する。繁忙期により増収を見込むが、稼働率の低下、テナント入替費用や支払利息の増加により、前期予想比1.7%減益を見込み、1口当たり分配金は9,910円となる見通し。
第29期実績 | 第30期予想 | 前期比 | 第31期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 11,520百万円 | 11,577百万円 | 0.5% | 11,711百万円 | 1.2% |
当期利益 | 4,897百万円 | 4,884百万円 | ▲0.3% | 4,801百万円 | ▲1.7% |
1口当たり分配金 | 10,108円 | 10,080円 | ▲0.3% | 9,910円 | ▲1.7% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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