(2025/04/17)
日本アコモデーションファンド投資法人が、第38期(2025年2月期)決算を発表した。 第38期は、「くれたけイン旭川」と「パークキューブ亀有」を取得した。ポートフォリオ全体の期中平均稼働率は97.5%と前期より0.7ポイント上昇。入替えの賃料変動率は+7.7%、更新時の賃料変動率は+0.6%とともに前期より上昇率が拡大した。これらによる賃料収入の増加、非繁忙期に伴う賃貸費用の減少により、前期比4.0%増益、1口当たり分配金は11,506円となった。 期末のポートフォリオは138物件、資産規模(取得額合計)は3,437億円、有利子負債比率は51.1%。 第39期(2025年8月期)は、「STAYAT OSAKA SHINSAIBASHI east」と「パークキューブ小岩」を取得。新規物件や既存物件の賃貸収入増加により増収となるが、繁忙期に伴う賃貸事業費用の増加、また支払利息等の増加により、前期比2.9%減益を見込む。投資口5分割により、1口当たり分配金は2,234円(分割前換算11,170円)となる見通し。 第40期(2026年2月期)は、非繁忙期に伴う賃貸費用の減少により、前期予想比3.1%増益を見込み、1口当たり分配金は2,304円(分割前換算11,520円)となる見通し。 今後の運用方針として、内部成長を中心に年率2~3%の分配金成長を目標とし、物件売却時には売却益を分配金に加算する。
第38期実績 | 第39期予想 | 前期比 | 第40期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 12,828百万円 | 13,058百万円 | 1.8% | 13,033百万円 | ▲0.2% |
当期利益 | 5,793百万円 | 5,625百万円 | ▲2.9% | 5,800百万円 | 3.1% |
1口当たり分配金 | 11,506円 | 2,234円 | - | 2,304円 | 3.1% |
※第39より投資口5分割 |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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