(2020/01/06)
ジャパンエクセレント投資法人が、投資口の追加発行を行う。公募増資は3年半ぶり。 発行口数は43,000口、オーバーアロットメントによる売出口数は4,300口。これにより発行後の投資口数は3.6%増の1,353,000口となる予定。 調達額は78億円を見込み、借入金の返済及び新規物件の取得資金とする。 併せて「グランフロント大阪」のうめきた広場・南館、北館のそれぞれ共有持分2.45%を、スポンサーである日鉄興和不動産より取得する。取得額は計88.5億円。売却予定の興和川崎西口ビル及びJEI西本町ビルと入替えとなることで資産規模を維持する。 これに伴い第28期(2020年6月期)業績予想を修正。 グランフロント大阪の賃貸収益が寄与し、12月に公表した業績予想に対し、2.1%増益を見込む。更に内部留保額を283百万円から165百万円へ減額し、投資口数が増加するも、1口当たり分配金は2,960円と2.4%増となる見通し。 併せて第29期(2020年12月期)業績予想を発表。JEI西本町ビルの残り15%持分を売却予定。 グランフロント大阪が通期寄与する一方、物件売却益の減少により、前期予想比21%減益を見込む。物件売却益のうち321百万円を内部留保するも、1口当たり分配金は3,000円と前期予想を1.4%上回る見通し。 有利子負債比率は、既に公表済の物件売却後に41.9%まで低下する。また内部留保額は486百万円に増加する予定。
<取得> | |||
物件名称 | グランフロント大阪(うめきた広場・南館)(共有持分2.45%) | ||
所在地 | 大阪府大阪市北区大深町 | ||
取得金額 | 4,868百万円 | ||
鑑定NOI利回り | 3.9% | ||
還元利回り | 3.6% | ||
竣工時期 | 2013年2月1日 | ||
取得日 | 2020年2月3日 | ||
売主 | 日鉄興和不動産(株) | ||
<取得> | |||
物件名称 | グランフロント大阪(北館)(共有持分2.45%) | ||
所在地 | 大阪府大阪市北区大深町 | ||
取得金額 | 3,983百万円 | ||
鑑定NOI利回り | 4.0% | ||
還元利回り | 3.7% | ||
竣工時期 | 2013年2月1日 | ||
取得日 | 2020年2月3日 | ||
売主 | 日鉄興和不動産(株) | ||
第28期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 12,818百万円 | 12,572百万円 | 2.0% |
当期利益 | 5,579百万円 | 5,466百万円 | 2.1% |
分配金総額 | 4,004百万円 | 3,773百万円 | 6.1% |
1口当たり分配金 | 2,960円 | 2,890円 | 2.4% |
第29期予想 | (第28期予想) | 増減率 | |
営業収益 | 11,212百万円 | 12,818百万円 | ▲12.5% |
当期利益 | 4,380百万円 | 5,579百万円 | ▲21.5% |
分配金総額 | 4,059百万円 | 4,004百万円 | 1.4% |
1口当たり分配金 | 3,000円 | 2,960円 | 1.4% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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