(2020/12/14)
ケネディクス・オフィス投資法人が、第31期(2020年10月期)決算を発表した。 第31期は「新橋M-SQUARE Bright」を取得する一方、「KDX日本橋本町ビル」「KDX日本橋江戸通ビル」を売却した。これによる賃貸収入の増加、物件売却益1,057百万円が寄与し、前期比18.4%増益。718百万円を内部留保とするも、1口当たり分配金は15,384円と、前期比6.7%増となった。 期末のポートフォリオは98物件、資産規模(取得額合計)は4,437億円、有利子負債比率は43.9%。 第32期(2021年4月期)は「KDX新日本橋ビル」を売却。物件売却益1,128百万円が寄与するが、KDX浜松町プレイスやKDX横浜関内ビル等、既存物件のテナント退去により、フリーレントを考慮した実質稼働率が前期末の97.5%から94.9%へ低下することを想定。これにより前期比2.5%減益を見込む。622百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は15,180円と前期比1.3%減となる見通し。 第33期(2021年10月期)は、前期の物件売却益の反動減により、前期予想比15.8減益を見込み、1口当たり分配金は14,000円となる見通し。
第31期実績 | 第32期予想 | 前期比 | 第33期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 16,714百万円 | 16,333百万円 | ▲2.3% | 15,394百万円 | ▲5.7% |
当期利益 | 7,310百万円 | 7,128百万円 | ▲2.5% | 5,999百万円 | ▲15.8% |
分配金総額 | 6,592百万円 | 6,506百万円 | ▲1.3% | 5,999百万円 | ▲7.8% |
1口当たり分配金 | 15,384円 | 15,180円 | ▲1.3% | 14,000円 | ▲7.8% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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