(2018/12/12)
ケネディクス・オフィス投資法人が、第27期(2018年10月期)決算を発表した。 第27期は、投資口の追加発行を行い「CROSS PLACE浜松町」を取得する一方、「KDX浜松町第2ビル」及び「フレーム神南坂」の一部を売却した。 これによる賃貸収益の増加、物件売却益532百万円が寄与し、前期比4.8%増益。340百万円を内部留保するが、1口当たり分配金は13,458円と前期を3.8%上回った。 期末のポートフォリオは97物件、資産規模(取得額合計)は4,208億円、有利子負債比率は41.9%。また内部留保残高は24.75億円(1口当たり換算5,776円)となった。 第28期(2019年4月期)は「フレーム神南坂」の残持分を売却。前期に取得した物件の通期稼働や修繕費の減少、物件売却益の増加により、前期比0.5%増益を見込む。299百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は13,620円と前期を1.2%上回る見通し。 第29期(2019年10月期)は、前期の物件売却益がなくなることや固都税の増加により、前期予想比9.9%減益を見込み、1口当たり分配金は12,900円となる見通し。 今後は、1口当たり巡航分配金13,200円以上の早期達成を目指す。
第27期実績 | 第28期予想 | 前期比 | 第29期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 15,420百万円 | 15,246百万円 | ▲1.1% | 14,739百万円 | ▲3.3% |
当期利益 | 6,107百万円 | 6,136百万円 | 0.5% | 5,527百万円 | ▲9.9% |
分配金総額 | 5,766百万円 | 5,837百万円 | 1.2% | 5,527百万円 | ▲5.3% |
1口当たり分配金 | 13,458円 | 13,620円 | 1.2% | 12,900円 | ▲5.3% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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