(2015/12/14)
ケネディクス・オフィス投資法人が、第21期(平成27年10月期)決算を発表した。第21期は、浜松町センタービルと新大阪センタービルを取得する一方、名古屋日興証券ビルとKDX乃木坂ビルを売却した。これにより賃貸収益は増加したが、物件売却益の減少や、前期に発生したSPC償還に伴う配当金がなくなったため、前期比10.7%減益。物件売却益のうち394百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は10,300円と前期を9.4%下回った。期末のポートフォリオは97棟、資産規模(取得額合計)は3,883億円、有利子負債比率は42.8%。第22期(平成28年4月期)は、前期の物件売却益がなくなるため、前期比14.4%減益を見込むが、内部留保より304百万円を取り崩し、1口当たり分配金は10,400円と前期を1.0%上回る見通し。
第21期実績 | 第22期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 13,740百万円 | 12,841百万円 | ▲6.5% |
当期利益 | 4,564百万円 | 3,906百万円 | ▲14.4% |
分配金総額 | 4,170百万円 | 4,210百万円 | 1.0% |
1口当たり分配金 | 10,300円 | 10,400円 | 1.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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