(2013/06/19)
ケネディクス不動産投資法人が第16期(平成25年4月期)決算を発表した。第16期は、野村不動産大宮共同ビルの取得、金沢日興ビルとKDX四谷ビルの売却を行った。物件売却益462百万円計上及び金融費用の減少が寄与するも、旗艦物件であるKDX日本橋兜町ビルのテナント一括退去により前期比0.3%減益。物件売却益のうち298百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は9,434円と前期を1.2%下回った。第17期(平成25年10月期)は、匿名組合出資持分の取得、池袋日興ビルの売却を実施。KDX日本橋兜町ビルの稼働率は17期末時点で99.8%まで改善する見込みだが、売却した物件の賃貸収益減少及び物件売却益の減少等により前期比10%減益、物件売却益から165百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は8,830円となる見通し。なお、内部留保している圧縮積立金の残高は17期末時点で1口当たり3,355円を見込み、将来の一時的な費用や損失発生に備える方針。
第16期実績 | 第17期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 9,867百万円 | 9,561百万円 | ▲3.1% |
当期利益 | 3,002百万円 | 2,697百万円 | ▲10.2% |
分配金総額 | 2,703百万円 | 2,532百万円 | ▲6.3% |
1口当たり分配金 | 9,434円 | 8,830円 | ▲6.4% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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