(2024/04/16)
福岡リート投資法人が、第39期(2024年2月期)決算を発表した。 第39期は、「博多FDビジネスセンター」を取得、「久留米東櫛原SC」の残持分を売却した。物件売却益が減少したが、キャナルシティ博多のリニューアルオープンや新規物件の収益増加、修繕費の減少により、前期比1.4%増益。1口当たり分配金は3,807円となった。 期末のポートフォリオは35物件、資産規模(取得額合計)は2,209億円、有利子負債比率は44.9%。 第40期(2024年8月期)は、博多FDビジネスセンターの稼働上昇が寄与するが、物件売却益の減少により、前期比5.4%減益を見込み、1口当たり分配金は3,600円となる見通し。 第41期(2025年2月期)は、「マリノアシティ福岡(マリナサイド棟)」の建物を売却。これによる賃貸収益が減少する一方、博多FDビジネスセンターの稼働上昇により、当期利益は前期と同水準を見込み、1口当たり分配金は3,600円となる見通し。 マリノアシティ福岡の建物売却に伴い、当面の巡航分配金目標3,800円を従来の2026年から2027年に後ろ倒す。引き続き資産規模2,500億円を目指し、将来的には3,000億円を目標に置く。
第39期実績 | 第40期予想 | 前期比 | 第41期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 9,326百万円 | 9,305百万円 | ▲0.2% | 9,242百万円 | ▲0.7% |
当期利益 | 3,030百万円 | 2,865百万円 | ▲5.4% | 2,865百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 3,807円 | 3,600円 | ▲5.4% | 3,600円 | 0.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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