(2016/04/08)
福岡リート投資法人が、第23期(平成28年2月期)決算を発表した。第23期における物件取得はなし。前期に取得した物件が通期寄与する一方、キャナルシティ博多の売上歩合賃料の減少等や修繕費の増加により、営業利益ベースでは前期比0.8%減益だが、支払利息の減少により、当期純利益は前期比0.3%増益、1口当たり分配金は3,574円となった。期末のポートフォリオは27物件、資産規模(取得額合計)は1,797億円、有利子負債比率は39.9%と前期と変動なし。第24期(平成28年8月期)は、売上歩合賃料の増加を見込むが、第22期に取得した物件の固都税費用化等により、前期比0.4%減益、1口当たり分配金は3,560円となる見通し。続く第25期(平成29年2月期)1口当たり分配金も3,560円となる見通し。
第23期実績 | 第24期予想 | 前期比 | 第25期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 8,343百万円 | 8,412百万円 | 0.8% | 8,364百万円 | ▲0.6% |
当期利益 | 2,669百万円 | 2,659百万円 | ▲0.4% | 2,659百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 3,574円 | 3,560円 | ▲0.4% | 3,560円 | 0.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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