(2024/07/17)
平和不動産リート投資法人が、第45期(2024年5月期)決算を発表した。 第45期は、「HF北千住レジデンス」等2物件を取得、「HF日本橋浜町ビルディング」の一部等2物件を売却した。賃貸収入及び物件売却益が増加したが、修繕費や支払利息の増加により、前期比1.4%減益。差引き52百万円を内部留保するも、1口当たり分配金は3,380円と前期比2.4%増となった。 期末のポートフォリオは127物件、資産規模(取得額合計)は2,309億円、有利子負債比率は46.9%。 第46期(2024年11月期)は、投資口の追加発行を行い、「進和江坂ビル」等3物件を取得する一方、「HF日本橋浜町ビルディング」の残持分を売却する。新規物件の賃貸収益が寄与するが、物件売却益が減少するため、前期比2.0%減益を見込む。投資口数が3.9%増加するが、一時差異等調整積立金より47百万円、更に内部留保より205百万円をそれぞれ取崩し、1口当たり分配金は3,440円と1.8%増となる見通し。 第47期(2025年5月期)は、新規物件の賃貸収益が通期寄与するが、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比18.6%減益を見込む。一時差異等調整積立金より47百万円、更に内部留保より933百万円をそれぞれ取崩し、1口当たり分配金は3,450円と前期予想比0.3%増となる見通し。 引き続きバリューアップ工事による賃料増額や、物件入替えによって、中期目標である1口当たり分配金3,800円、資産規模3,000億円を目指す。
第45期実績 | 第46期予想 | 前期比 | 第47期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 8,735百万円 | 8,771百万円 | 0.4% | 8,084百万円 | ▲7.8% |
当期利益 | 3,938百万円 | 3,858百万円 | ▲2.0% | 3,142百万円 | ▲18.6% |
分配金総額 | 3,886百万円 | 4,110百万円 | 5.8% | 4,122百万円 | 0.3% |
1口当たり分配金 | 3,380円 | 3,440円 | 1.8% | 3,450円 | 0.3% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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