(2018/07/17)
平和不動産リート投資法人が、第33期(2018年5月期)決算を発表した。 第33期は「アーク森ビル」等3物件を取得する一方、「広小路アクアプレイス」等4物件を売却し、物件入替えを促進した。広小路アクアプレイス等の売却益28億円に加え、新規物件取得、レジデンスの稼働率上昇や繁忙期に伴う更新料収入が寄与し、前期比152%増益。25億円を内部留保する一方、一時差異等調整積立金より40百万円を充当し、1口当たり分配金は2,300円と前期を12%上回った。 期末のポートフォリオは99物件、資産規模(取得額合計)は1,654億円、有利子負債比率は43.4%。 第34期(2018年11月期)は、「サザンスカイタワー八王子」「イトーピア日本橋SAビル」を取得。前期の物件売却益がなくなるため、前期比55%減益を見込む。一時差異等調整積立金より185百万円を充当し、1口当たり分配金は2,300円と、内部留保を行った前期と同水準となる見通し。 第35期(2019年5月期)は、第34期に取得する物件の通期稼働により、前期予想比1.0%増益を見込む。一時差異等調整積立金より215百万円を充当し、1口当たり分配金は2,350円となる見通し。 なお、中期的な目標として、第38期(2020年11月期)までに1口当たり分配金2,500円を目指す。
第33期実績 | 第34期予想 | 前期比 | 第35期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 8,803百万円 | 5,880百万円 | ▲33.2% | 5,925百万円 | 0.8% |
当期利益 | 4,815百万円 | 2,148百万円 | ▲55.4% | 2,170百万円 | 1.0% |
分配金総額 | 2,334百万円 | 2,334百万円 | 0.0% | 2,384百万円 | 2.1% |
1口当たり分配金 | 2,300円 | 2,300円 | 0.0% | 2,350円 | 2.2% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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