(2018/01/17)
平和不動産リート投資法人が第32期(平成29年11月期)決算を発表した。 第32期は「HF田端レジデンス」を取得、「安和司町ビル」を売却した。 賃貸収益の増加や物件売却益が寄与する一方、第33期(平成30年5月期)に売却した「HF新横浜ビルディング」の減損損失143百万円計上に伴い、前期比5.1%減益。一時差異等調整積立金より178百万円を取崩し、1口当たり分配金は2,054円と前期を1.8%上回った。 期末のポートフォリオは100物件、資産規模(取得額合計)は1,663億円、有利子負債比率は44.3%。 第33期は「HF両国レジデンス」「HF八王子レジデンス」を取得、「HF新横浜ビルディング」を売却。支払利息の減少や前期の減損損失がなくなること等により、前期比8.7%増益を見込む。一時差異等調整積立金より40百万円を取崩し、1口当たり分配金は2,080円と前期を1.3%上回る見通し。 第34期(平成30年11月期)は、オフィスビルの賃貸収益増加、支払利息の減少等により、前期予想比1%増益を見込む。一時差異等調整積立金より40百万円を取崩し、1口当たり分配金は2,100円となる見通し。 物件入替えや賃料増額改定を継続し、中期的な目標である、1口当たり分配金2,250円、資産規模2,000億円を引き続き目指していく。
第32期実績 | 第33期予想 | 前期比 | 第34期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 5,881百万円 | 5,931百万円 | 0.9% | 5,916百万円 | ▲0.3% |
当期利益 | 1,904百万円 | 2,070百万円 | 8.7% | 2,091百万円 | 1.0% |
分配金総額 | 2,084百万円 | 2,110百万円 | 1.2% | 2,131百万円 | 1.0% |
1口当たり分配金 | 2,054円 | 2,080円 | 1.3% | 2,100円 | 1.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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