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(2016/01/18)
平和不動産リート投資法人が、第28期（平成27年11月期）決算を発表した。第28期は、都内のオフィスビル1棟、仙台のレジデンス2棟を取得する一方、スーパーホテル4棟を売却。賃貸収益が減少するが、前期の物件売却損がなくなったことに加え、ホテル4棟の売却益551百万円計上により、前期比89.8％増益。欠損金の繰越控除を適用して474百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は1,719円と前期を1.3％下回った。期末のポートフォリオはオフィスビル31棟、レジデンス63棟の計94棟、資産規模（取得額合計）は1,561億円、有利子負債比率は43.3％。第29期（平成28年5月期）は、期初に投資口の追加発行を行い、オフィスビル1棟とレジデンス3棟を取得。これによる賃貸収益を計上するも、前期の物件売却益がなくなるため、前期比17％減益を見込む。一時差異等調整積立金より40百万円を取り崩し、1口当たり分配金は1,764円と前期を2.6％上回る見通し。続く第30期（平成28年11月期）は、前期予想比1.4％増益を見込む。一時差異等調整積立金より40百万円を取り崩し、1口当たり分配金は1,788円となる見通し。
| 第28期実績 | 第29期予想 | 前期比 | 第30期予想 | 前期比 | |
| 営業収益 | 5,923百万円 | 5,623百万円 | ▲5.1% | 5,653百万円 | 0.5% |
| 当期利益 | 2,109百万円 | 1,750百万円 | ▲17.0% | 1,774百万円 | 1.4% |
| 分配金総額 | 1,635百万円 | 1,790百万円 | 9.5% | 1,815百万円 | 1.4% |
| 1口当たり分配金 | 1,719円 | 1,764円 | 2.6% | 1,788円 | 1.4% |
| 1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
|---|---|---|
| 2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
| 3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
| 4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
| 5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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