(2015/07/15)
平和不動産リート投資法人が、第27期(平成27年5月期)決算を発表した。第27期は、投資口の追加発行を行い、オフィスビル3棟、レジデンス1棟を取得する一方、オフィスビル1棟を売却。賃貸損益は前期比7.8%増加するも、KCAビルの売却損560百万円計上により、前期比26%減益。内部留保より545百万円を取り崩し、投資口数が7.9%増加するも、1口当たり分配金は1,742円と前期を2.3%上回った。期末のポートフォリオは95棟、資産規模(取得額計)は1,550億円、有利子負債比率は43.1%。第28期(平成27年11月期)は、前期の物件売却損がなくなるため、前期比47.2%増益を見込み、内部留保を活用せず1口当たり分配金は1,719円となる見通し。
第27期実績 | 第28期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 5,415百万円 | 5,375百万円 | ▲0.7% |
当期利益 | 1,111百万円 | 1,635百万円 | 47.2% |
分配金総額 | 1,656百万円 | 1,635百万円 | ▲1.3% |
1口当たり分配金 | 1,742円 | 1,719円 | ▲1.3% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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