(2018/02/20)
インヴィンシブル投資法人が、第29期(平成29年12月期)決算を発表した。 第29期は、積極的に物件入替えを実施。投資口の追加発行を行い、5物件及び優先出資証券1件の取得、6物件の売却を行った。 これによる賃貸収益の増加や物件売却益12億円が寄与し、前期比55%増益。投資口数が24%増加するも、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は1,564円と前期を23%上回った。またスポンサーであるフォートレスグループがソフトバンクグループの傘下となった。 期末のポートフォリオは126物件、資産規模(取得額合計)は3,536億円、有利子負債比率は50.3%。 第30期(平成30年6月期)は、4物件の取得、6物件の売却を予定。物件入替えに伴い、ホテルの投資比率が73%に上昇する。賃貸収益の増加や物件売却益11億円計上により、前期比0.9%増益を見込む。物件売却益のうち7.4億円を内部留保とし、1口当たり分配金は1,383円となる見通し。 第31期(平成30年12月期)は、物件売却益がなくなるが、ホテルの繁忙期による賃料増加を見込み、前期予想比0.5%増益を見込む。内部留保より77百万円を取崩し、1口当たり分配金は1,562円となる見通し。
第29期実績 | 第30期予想 | 前期比 | 第31期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 12,647百万円 | 12,784百万円 | 1.1% | 12,884百万円 | 0.8% |
当期利益 | 7,303百万円 | 7,369百万円 | 0.9% | 7,409百万円 | 0.5% |
分配金総額 | 7,323百万円 | 6,628百万円 | ▲9.5% | 7,486百万円 | 12.9% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
1,528円 | 1,383円 | ▲9.5% | 1,562円 | 12.9% |
1口当たり 利益超過分配金 |
36円 | 0円 | - | 0円 | - |
1口当たり分配金 (利益超過分配金を含む) |
1,564円 | 1,383円 | ▲11.6% | 1,562円 | 12.9% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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