(2018/01/16)
ユナイテッド・アーバン投資法人が、第28期(平成29年11月期)決算を発表した。 第28期は「吉川物流センター」を取得する一方、「SK名古屋ビルディング」等8物件を売却した。「芦屋川西ショッピングマート」の売却益20億円等が寄与し、前期比10.1%増益。物件売却益のうち1,136百万円を内部留保する一方、一時差異等調整積立金より75百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,358円と前期を3.3%上回った。 期末のポートフォリオは116物件、資産規模(取得額合計)は6,109億円、有利子負債比率は40.9%。 第29期(平成30年5月期)は「リーガロイヤルホテル小倉・あるあるCity」を166億円で取得する。これによる賃貸収益が寄与するが、前期の物件売却益がなくなるため、前期比8.9%減益を見込む。一時差異等調整積立金より75百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,400円と前期を1.3%上回る見通し。 第30期(平成30年11月期)は、固都税が増加するも、前期に取得した物件の通期稼働や既存物件の増収により、前期予想比0.6%増益を見込む。一時差異等調整積立金より75百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,420円となる見通し。
第28期実績 | 第29期予想 | 前期比 | 第30期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 25,926百万円 | 24,078百万円 | ▲7.1% | 24,500百万円 | 1.8% |
当期利益 | 11,319百万円 | 10,312百万円 | ▲8.9% | 10,373百万円 | 0.6% |
分配金総額 | 10,258百万円 | 10,387百万円 | 1.3% | 10,448百万円 | 0.6% |
1口当たり分配金 | 3,358円 | 3,400円 | 1.3% | 3,420円 | 0.6% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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