(2014/05/15)
グローバル・ワン不動産投資法人が第21期(平成26年3月期)決算を発表した。第21期は、スフィアタワー天王洲及び近鉄新名古屋ビル(共有持分67%)の売却、アルカセントラルの取得を行った。スフィアタワー天王洲の賃貸収益減少及び物件売却損12億円を計上する一方、近鉄新名古屋ビルの物件売却益23.8億円が寄与し、前期比61.6%増益。物件売却益の一部を内部留保とし、1口当たり分配金は19,365円となった。2棟の売却代金を借入金返済に充当したため、期末の有利子負債比率は前期の47.8%から46.6%へ低下。第22期(平成26年9月期)は、アルカセントラルが通期寄与する一方、前期に売却した2棟の賃貸収益及び売却益がなくなることから、前期比56%減益を見込む。投資口2分割により、1口当たり分配金は5,200円(分割前10,400円)となる見通し。
第21期実績 | 第22期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 6,296百万円 | 3,745百万円 | ▲40.5% |
当期利益 | 2,079百万円 | 916百万円 | ▲55.9% |
分配金総額 | 1,876百万円 | 1,017百万円 | ▲45.8% |
1口当たり分配金 | 19,365円 | 5,200円 | - |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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