(2007/08/03)
グローバル・ワン不動産投資法人が保有するスフィアタワー天王洲の一部を売却する。売却部分は準共有持分の33%。売却先は、阪急リート投資法人(HRI)。売却益と簿価の差は約38億円となり、売却益は第9期(平成20年3月期)に計上される。売却理由は、時価と簿価の差額を分配金として投資家に一部還元することを意図。REIT間の相対売買は本邦初。GORは残余持分67%を引き続き保有し、HRIと共同運用する。売却先をHRIとした要因として、持分譲渡に伴い長期保有前提の共同保有パートナーとしての適格性を重視したためとする。 これに伴い、第8期(平成19年9月期)及び第9期業績予想を修正。上記売却益が反映される第9期は、前期比198%増、1口当たり分配金は、J-REIT従来の水準を大幅に上回る55,400円となる見通し。
<売却> | ||||
物件名称 | スフィアタワー天王洲 | |||
売却額 | 9,405,000,000円 | |||
簿価(平成19年3月末) | 5,604,512,511円 | |||
差額(売却額-簿価) | 3,800,487,489円 | |||
売却先 | 阪急リート投資法人 | |||
<業績予想> | ||||
第8期予想 | ( | 修正前 | ) | |
営業収益 | 4,835百万円 | ( | 4,828百万円 | ) |
当期利益 | 1,802百万円 | ( | 1,774百万円 | ) |
1口当たり 分配金 |
18,600円 | ( | 18,300円 | ) |
第9期予想 | ( | 修正前 | ) | |
営業収益 | 8,387百万円 | ( | 4,916百万円 | ) |
当期利益 | 5,368百万円 | ( | 1,850百万円 | ) |
1口当たり 分配金 |
55,400円 | ( | 19,100円 | ) |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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