(2017/08/14)
日本プライムリアルティ投資法人が、第31期(平成29年6月期)決算を発表した。 第31期は、投資口の追加発行を行い「東京スクエアガーデン」を取得する一方、「福岡ビル」「JPR博多中央ビル」を売却。前期の物件売却損がなくなったことに加え、2物件の売却益計210百万円計上、修繕費の減少が寄与し、前期比11.6%増益。物件売却益を内部留保するが、投資口数が5.7%増加するも、1口当たり分配金は7,213円と前期を2.3%上回った。 期末のポートフォリオは62物件、資産規模(取得額合計)は4,350億円、有利子負債比率は40.7%。 第32期(平成29年12月期)は、東京スクエアガーデンが通期寄与するが、前期の物件売却益や売却した物件の賃貸収益がなくなるため、前期比3.0%減益を見込む。1口当たり分配金は7,220円と前期を僅かに上回る見通し。
第31期実績 | 第32期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 15,118百万円 | 15,073百万円 | ▲0.3% |
当期利益 | 6,867百万円 | 6,664百万円 | ▲3.0% |
分配金総額 | 6,657百万円 | 6,664百万円 | 0.1% |
1口当たり分配金 | 7,213円 | 7,220円 | 0.1% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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