(2025/10/20)
日本都市ファンド投資法人が、第47期(2025年8月期)決算を発表した。 第47期は、「クロス向ヶ丘」等2物件を取得、「イオンモール鶴見緑地」の一部等5物件を売却した。固都税や支払利息が増加したが、賃貸収入や物件売却益の増加により、前期比9.6%増益。1,413百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は2,820円と前期比0.4%増となった。 期末のポートフォリオは145物件、資産規模(取得額合計)は1兆2,620億円、有利子負債比率は45.2%。 第48期(2026年2月期)は、「富士ソフト汐留ビル」等15物件を取得、「JMFビル赤坂01」等3物件を売却する。これによる賃貸収入や物件売却益の増加により、前期比7.5%増益を見込む。差引き2,087百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は2,952円と前期比4.7%増となる見通し。 第49期(2026年8月期)は、「鎌倉市御成町プロジェクト」を取得、「イオンモール鶴見緑地」等3物件を売却する。既存物件の賃貸収入が増加するが、売却益の減少により、前期予想比7.8%減益を見込む。差引き1,009百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は2,850円と前期予想比3.5%減となる見通し。 引き続き内部成長と物件売却益を成長ドライバーとする。NOI成長により1口当たり利益(売却益除く)2,700円、更に物件売却益は原則全額分配する方針で、毎期1口当たり300円以上の還元を目指し、合計して1口当たり分配金3,000円を目標とする。
| 第47期実績 | 第48期予想 | 前期比 | 第49期予想 | 前期比 | |
| 営業収益 | 49,325百万円 | 51,658百万円 | 4.7% | 49,620百万円 | ▲3.9% |
| 当期利益 | 21,697百万円 | 23,319百万円 | 7.5% | 21,508百万円 | ▲7.8% |
| 分配金総額 | 20,283百万円 | 21,233百万円 | 4.7% | 20,499百万円 | ▲3.5% |
| 1口当たり分配金 | 2,820円 | 2,952円 | 4.7% | 2,850円 | ▲3.5% |
| 1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
|---|---|---|
| 2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
| 3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
| 4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
| 5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。 * 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。 * 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。 * 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。