日本都市ファンド投資法人

J-REIT銘柄情報

8953 日本都市ファンド投資法人

日本都市ファンド投資法人が物件入替え、業績予想を修正

(2025/08/27)

日本都市ファンド投資法人(JMF)が、物件入替えを行う。 JMFが取得する物件は、富士ソフトグループが保有するオフィスビル及び底地の計14物件、取得額は計686.53億円。 富士ソフトグループは3月にJMFのスポンサーであるKKRの傘下となった。これに伴いJMFが富士ソフトグループのオフィスビル及び底地を一括取得し、同社へ賃貸する。マーケット賃料の変動率に連動した賃料形態を採用し、賃料増額を見込む。 一方、JMFが売却する物件は、港区赤坂にある「JMFビル赤坂01」。築40年を超え将来的な収益増加が期待できないことから、売却を決定した。売却額は77億円。売却先は日鉄興和不動産。 これら物件入替え後のポートフォリオ全体の規模は1兆3,056億円となる。 本売却により売却益31億円が第48期(2026年2月期)に計上されるが、売却益は一旦内部留保し、第51期(2027年8月期)から第53期(2028年8月期)に3分割して分配する予定。 これらに伴い業績予想を修正。 第47期(2025年8月期)は、JMFビル神宮前01等3物件の売却益を加算、また既存物件の収益増加により、4月に公表した業績予想に対し10.8%増益を見込む。1,192百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は2,820円と1.8%増となる見通し。 第48期(2026年2月期)は、上記の新規14物件の賃貸収益、JMFビル赤坂01の売却益を加算し、前回予想比17.2%増益を見込む。差引き2,153百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は2,950円と3.5%増となる見通し。

       
  第47期予想 (修正前) 増減率
営業収益 49,173百万円 46,982百万円 4.7%
当期利益 21,475百万円 19,388百万円 10.8%
分配金総額 20,283百万円 19,924百万円 1.8%
1口当たり分配金 2,820円 2,770円 1.8%
       
  第48期予想 (修正前) 増減率
営業収益 51,553百万円 47,450百万円 8.6%
当期利益 23,371百万円 19,939百万円 17.2%
分配金総額 21,218百万円 20,499百万円 3.5%
1口当たり分配金 2,950円 2,850円 3.5%

日本都市ファンド投資法人の記事を最新5件
2025/08/15
日本都市ファンド投資法人がイオンモール鶴見緑地とpivo和泉中央を売却
2025/06/25
日本都市ファンド投資法人がJMFビル神宮前01とJMFビル東陽町ビル02を売却
2025/04/21
日本都市ファンド投資法人が第46期決算を発表、1口当たり実績分配金は2,808円
2025/01/24
日本都市ファンド投資法人がコナミスポーツクラブ京橋を売却、業績予想を修正
2024/11/27
日本都市ファンド投資法人がJMFビル名古屋栄01を取得
物件取得価格ランキング
1 新宿三井ビルディング 1,700億円
2 飯田橋グラン・ブルーム 1,389億円
3 六本木ヒルズ森タワー 1,154億円
4 汐留ビルディング 1,069億円
5 東京汐留ビルディング 825億円
株価値上り率ランキング
1 日本ホテル&レジデンシャル +0.75%
2 三井不動産アコモ +0.65%
3 野村不動産マスター +0.50%
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。
* 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。
* 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。
* 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。