(2025/04/21)
日本都市ファンド投資法人が、第46期(2025年2月期)決算を発表した。 第46期は、投資口の追加発行を行い、「ユニモちはら台」等5物件を取得する一方、「イトーヨーカドー綱島店」の一部等2物件を売却した。これによる賃貸収益の増加、物件売却益3,493百万円が寄与し、前期比26.1%増益。内部留保より397百万円を取崩し、投資口数が3.1%増加するも、1口当たり分配金は2,808円と前期比21.8%増となった。 期末のポートフォリオは146物件、資産規模(首都kg悪合計)は1兆2,889億円、有利子負債比率は45.4%。 第47期(2025年8月期)は、「クロス向ヶ丘」等2物件を取得、「イトーヨーカドー綱島店」の残持分等2物件を売却する。賃貸収益は増加するが、物件売却益が減少するため、前期比2.1%減益を見込む。内部留保より535百万円を取崩すが、1口当たり分配金は2,770円と前期比1.4%減となる見通し。 第48期(2026年2月期)は、「JMF沖縄国際通り01」を取得、「コナミスポーツクラブ京橋」等2物件を売却する。物件売却益の増加により、前期予想比2.8%増益を見込む。差引き560百万円を内部留保より取崩し、1口当たり分配金は2,850円と2.9%増となる見通し。 当面の目標として、NOI成長により1口当たり利益(売却益除く)2,700円、更に物件売却益は原則全額分配する方針で、毎期1口当たり300円以上を目指す。これにより1口当たり分配金3,000円を目標とし、NAV倍率1倍を上回る投資口価格の回復を狙う。
第46期実績 | 第47期予想 | 前期比 | 第48期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 46,315百万円 | 46,982百万円 | 1.4% | 47,450百万円 | 1.0% |
当期利益 | 19,799百万円 | 19,388百万円 | ▲2.1% | 19,939百万円 | 2.8% |
分配金総額 | 20,197百万円 | 19,924百万円 | ▲1.4% | 20,499百万円 | 2.9% |
1口当たり分配金 | 2,808円 | 2,770円 | ▲1.4% | 2,850円 | 2.9% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
1 | 日本ホテル&レジデンシャル | +2.70% |
---|---|---|
2 | 日本都市ファンド | +1.60% |
3 | ジャパン・ホテル | +1.01% |
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。 * 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。 * 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。 * 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。