(2019/05/09)
日本リテールファンド投資法人(JRF)が、名古屋の商業施設を売却する。 売却する物件は、名古屋中心部より南方へ10キロに位置する、1997年竣工の商業施設。JRFが2003年取得時はイトーヨーカドー鳴海店として運営されていたが、2010年にイトーヨーカドー撤退後は、食品スーパーを核としたショッピングモールとなった。 JRFはサブ資産からコア資産へ物件入替えを推進しており、本物件はサブ資産に属する。償却後NOI利回りが1.4%と低いこと、含み損率が26%と大きいことから、売却対象であった。売却額は61.15億円。簿価との差額は-10億円となり、第35期(2019年8月期)に売却損が発生するが、4月に公表した業績予想に織り込み済であり、同期に売却予定の「大阪心斎橋8953ビル」及び「イオン仙台中山」の売却益との相殺により、業績予想の修正はなし。
<売却> | |||
物件名称 | なるぱーく | ||
所在地 | 愛知県名古屋市緑区浦里 | ||
売却額 | 6,115百万円 | ||
簿価(2019/8末想定) | 7,143百万円 | ||
差額(売却額-簿価) | -1,028百万円 | ||
売却日 | 2019年8月7日 | ||
売却先 | 非開示 |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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