(2020/10/15)
ラサールロジポート投資法人が、第9期(2020年8月期)決算を発表した。 第9期における物件取得はなし。前期に取得した物件の通期稼働により賃貸収益は増加する一方、前期の物件売却益やSPC償還による配当金の反動減に伴い、前期比23%減益。減価償却費の30%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,892円となった。 期末のポートフォリオは16物件、資産規模(取得額合計)は2,456億円、有利子負債比率は42.8% 第10期(2021年2月期)は、投資口の追加発行を行い、「ロジポート川崎ベイ」等、4物件を取得する一方、底地1件を売却。これに伴い資産規模は3,178円に成長。賃貸収益の増加、物件売却益39百万円が寄与し、前期比23.8%増益を見込む。投資口数が20%増加するも、1口当たり利益分配金は3%増加する。減価償却費の30%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,000円となる見通し。 第11期(2021年8月期)は、修繕費や金融コストが減少する一方、前期の物件売却益の反動減、固都税の増加等により、前期予想比2.0%減益を想定。減価償却費の30%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,945円となる見通し。 有利子負債比率は、第10期末に42.4%、第11期末の42.0%を想定。
第9期実績 | 第10期予想 | 前期比 | 第11期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 7,430百万円 | 9,556百万円 | 28.6% | 9,491百万円 | ▲0.7% |
当期利益 | 3,663百万円 | 4,536百万円 | 23.8% | 4,445百万円 | ▲2.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
2,688円 | 2,769円 | 3.0% | 2,713円 | ▲2.0% |
1口当たり利益超過分配金 | 204円 | 231円 | 13.2% | 232円 | 0.4% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
2,892円 | 3,000円 | 3.7% | 2,945円 | ▲1.8% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。 * 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。 * 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。 * 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。