野村不動産マスターファンド投資法人

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野村不動産マスターファンド投資法人が第14期決算、物件入替えを発表

(2022/10/18)

野村不動産マスターファンド投資法人が、第14期(2022年8月期)決算を発表した。 第14期は、「プライムアーバン東中野コート」等3物件を取得する一方、「一番町stear」を売却した。ポートフォリオの43.7%を占めるオフィスの期中平均稼働率は97.7%と前期より1.1ポイント上昇した。新規物件の賃貸収益や一番町stearの売却益757百万円が寄与し、前期比9.1%増益。のれん償却費2,622百万円を加算する一方、物件売却益のうち561百万円を内部留保とし、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,300円と前期比1.7%増となった。 期末のポートフォリオは300物件、資産規模(取得額合計)は1兆917億円、有利子負債比率は43.6%。 併せて物件入替えを発表した。取得する物件は、台東区谷中にある、2020年竣工の「プラウドフラット根津谷中」、取得額は14億円。 一方、売却する物件は、「プライムアーバン高井戸」等、住宅8物件、売却額は計59.74億円。 第15期(2023年2月期)は、上記物件入替えに加え、「野村不動産東日本橋ビル」の共有持分50%を売却する。売却益1,636百万円が寄与し、前期比4.1%増益を見込む。のれん償却費2,622百万円を加算する一方、売却益のうち1,061百万円を内部留保とし、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,312円と前期比0.4%増となる見通し。 第16期(2023年8月期)は、「野村不動産東日本橋ビル」の共有持分残50%を売却する。売却益の減少により前期比9.3%減益を見込む。のれん償却費2,622百万円を加算し、1口当たり分配金は3,261円と前期予想比1.5%減となる見通し。

           
  第14期実績 第15期予想 前期比 第16期予想 前期比
営業収益 39,022百万円 40,008百万円 2.5% 38,923百万円 ▲2.7%
当期利益 13,499百万円 14,058百万円 4.1% 12,756百万円 ▲9.3%
分配金総額
(利益超過分配金含む)
15,560百万円 15,616百万円 0.4% 15,376百万円 ▲1.5%
1口当たり分配金
(利益超過分配金含まない)
2,863円 2,977円 4.0% 2,704円 ▲9.2%
1口当たり利益超過分配金 437円 335円 ▲23.3% 557円 66.3%
1口当たり分配金
(利益超過分配金含む)
3,300円 3,312円 0.4% 3,261円 ▲1.5%

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