(2022/01/27)
野村不動産マスターファンド投資法人が物件入替えを行う。 取得する物件は、都営地下鉄大門駅より徒歩2分に位置する、2020年竣工、9階建のオフィスビルと、東急線戸越銀座駅より徒歩4分に位置する、2020年竣工、11階建の単身者及びDINKS向けマンション。ともにスポンサーである野村不動産の開発物件。2物件の取得額は計80.5億円。 一方、売却する物件は、東急田園都市線あざみ野駅より徒歩4分にある「駿台あざみの校」と、仙台市営地下鉄広瀬通駅より徒歩3分にある商業施設「一番町stear」。駿台あざみの校は2023年11月に一括テナントが退去予定、また一番町stearはコロナ禍の影響により直近の稼働率が50.7%に低下と、ともに収益低下リスクを抱えている点から売却を決定した。2物件の売却額は計65.82億円。 これに伴い、第13期(2022年2月期)は、駿台あざみの校の売却損302百万円が発生するが、内部留保を取り崩すことにより、業績予想の修正はなし。 また第14期(2022年8月期)は、一番町stearの売却益757百万円が発生する見込みだが、第13期の売却損に伴う内部留保の取崩分を内部留保するため、業績予想の修正はなし。
<取得> | |||||
物件名称 | 所在地 | 取得金額 | 還元利回り | 竣工時期 | 売主 |
PMO浜松町Ⅱ | 東京都港区芝公園 | 5,500百万円 | 3.30% | 2020年7月29日 | 野村不動産(株) |
プラウドフラット戸越銀座 | 東京都品川区平塚 | 2,550百万円 | 4.00% | 2020年2月18日 | 野村不動産(株) |
合計 | 8,050百万円 | ||||
<売却> | |||||
物件名称 | 所在地 | 売却額 | 簿価(売却時想定) | 差額 (売却額-簿価) |
売却先 |
駿台あざみ野校 | 神奈川県横浜市青葉区 | 非開示 | 1,450百万円 | 非開示 | 非開示 |
一番町stear | 宮城県仙台市青葉区 | 非開示 | 4,405百万円 | 非開示 | 非開示 |
合計 | 6,582百万円 | 5,855百万円 | 727百万円 |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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