野村不動産マスターファンド投資法人

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3462 野村不動産マスターファンド投資法人

野村不動産マスターファンド投資法人が投資口の追加発行、PMO秋葉原北等9物件を取得

(2019/12/05)

野村不動産マスターファンド投資法人が、投資口の追加発行を行う。公募増資は2期連続。 発行口数は159,900口、オーバーアロットメントによる売出口数は8,000口。これにより発行後の投資口数は3.7%増の4,715,200口となる予定。 調達額は321億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金とする。 取得する物件は、オフィスビル3物件、都市型商業施設1物件、物流施設1物件、賃貸住宅4物件の計9物件、取得額は計404億円。売り主はスポンサーである野村不動産。これによりポートフォリオ全体の規模は4%増の1兆516億円となる。 これらに伴い、第9期(2020年2月期)及び第10期(2020年8月期)業績予想を修正。 第9期は、新規9物件のうち5物件を取得する。これにより10月に公表した業績予想に対し0.5%増益を見込む。投資口数増加により、1口当たり利益分配金は3.1%減となるが、利益超過分配金を増額し、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,248円と変更なし。 第10期は、残り4物件を取得する。これにより前回予想比6.6%増益を見込む。利益超過分配を増額し、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,317円と前回予想を1.6%上回る見通し。 なお、増資及び物件取得後の有利子負債比率は43.0%と、第8期(2019年8月期)末の43.9%より低下する見込み。

       
  第9期予想 (修正前) 増減率
営業収益 36,878百万円 36,712百万円 0.5%
当期利益 12,030百万円 11,976百万円 0.5%
1口当たり分配金
(利益超過分配金含まない)
2,550円 2,632円 ▲3.1%
1口当たり利益超過分配金 698円 616円 13.3%
1口当たり分配金
(利益超過分配金含む)
3,248円 3,248円 0.0%
     
  第10期予想 (第9期予想) 増減率
営業収益 38,208百万円 36,878百万円 3.6%
当期利益 12,945百万円 12,030百万円 7.6%
1口当たり分配金
(利益超過分配金含まない)
2,744円 2,550円 7.6%
1口当たり利益超過分配金 573円 698円 ▲17.9%
1口当たり分配金
(利益超過分配金含む)
3,317円 3,248円 2.1%

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