(2017/10/13)
野村不動産マスターファンド投資法人が、第4期(平成29年8月期)決算を発表した。 第4期は、「中座くいだおれビル」等8物件(取得額計389億円)を取得する一方、「天王洲パークサイドビル」等11物件(売却額計474億円)を売却。前期に発生した合併費用がなくなる一方、物件売却益3,107百万円が寄与し、前期比52%増益。物件売却益3,107百万円を内部留保する一方、のれん償却費2,622百万円相当額を加算し、1口当たり分配金は3,037円と前期を0.3%上回った。 期末のポートフォリオは268物件、資産規模(取得額合計)は9,273億円、有利子負債比率は44.6%。 第5期(平成30年2月期)は「PMO新日本橋」等4物件(取得額計114億円)を取得する一方、「Morisia津田沼」を売却(売却額180億円)。物件売却益の減少により前期比24%減益を見込む。のれん償却費相当額を利益超過分配とし、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,020円と前期を0.6%下回る見通し。
第4期実績 | 第5期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 38,139百万円 | 33,365百万円 | ▲12.5% |
当期利益 | 13,190百万円 | 10,015百万円 | ▲24.1% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
3,037円 | 2,459円 | ▲19.0% |
1口当たり 利益超過分配金 |
0円 | 561円 | - |
1口当たり分配金 (利益超過分配金を含む) |
3,037円 | 3,020円 | ▲0.6% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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