(2016/10/14)
野村不動産マスターファンド投資法人が、第2期(平成28年8月期)決算を発表した。 第2期は「PMO田町」等7物件を取得する一方、「NOF日本橋本町ビル」等17物件を売却。運用期間が6ヶ月となったことや、物件売却益が寄与し、前期比131%増益。のれん償却費1,946百万円一時差異等調整引当金の戻入れ150百万円の合計2,095百万円を利益超過分配とし、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,036円となった。 期末のポートフォリオは252物件、資産規模(取得額合計)は7,846億円、有利子負債比率は43.8%。 第3期(平成29年2月期)は、9月1日にトップリート投資法人と合併し、19物件を承継する。また「Landport柏沼南Ⅱ」を取得。これにより前期比11.5%増収を見込む一方、前期の物件売却益の反動減や合併費用1,374百万円により、前期比12.8%減益を見込む。なお、本合併による正ののれんを27,259百万円と試算し、20年間にわたって償却する。 1回目の合併により生じたのれんの償却費1,946百万円と、今回の合併により生じたのれんの償却費681百万円、合併費用1,374百万円等を利益超過分配とし、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,905円となる見通し。
第2期実績 | 第3期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 30,976百万円 | 34,527百万円 | 11.5% |
当期利益 | 9,355百万円 | 8,156百万円 | ▲12.8% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
2,473円 | 1,880円 | ▲24.0% |
1口当たり利益超過分配金 | 563円 | 1,025円 | 82.1% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
3,036円 | 2,905円 | ▲4.3% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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