(2023/08/04)
コンフォリア・レジデンシャル投資法人が、投資口の追加発行を行う。公募増資は2期連続。 発行口数は19,870口、オーバーアロットメントによる売出口数は990口。これにより発行後の投資口数は2.8%増の757,842口となる予定。 調達額は67億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 新たに取得する物件は、「コンフォリア森下サウス」等、都内の住宅3物件、取得額は計74.3億円。売主はスポンサーである東急不動産。これにより取得後のポートフォリオ全体の規模は2.5%増の3,073億円と、3,000億円を達成する。一方、有利子負債比率は51.5%から50.6%へ低下する。 これらに伴い第27期(2024年1月期)業績予想を修正。新規3物件の収益が寄与し、3月に公表した業績予想に対し2.8%増益を見込む。内部留保より212百万円を取崩し、投資口数が増加するも、1口当たり分配金は5,650円と変わらない見通し。 併せて第28期(2024年7月期)業績予想を発表。新規3物件の通期稼働により、前期予想比0.7%増益を見込む。内部留保より189百万円を取崩し、1口当たり分配金は5,660円と前期予想より0.2%増となる見通し。 コロナ収束による人口の東京回帰の動きを捉え、引き続き東京23区の住宅を取得するとともに、稼働率や賃料の上昇を狙う。
<取得> | |||||
物件名称 | 所在地 | 取得金額 | 竣工時期 | 還元利回り | 売主 |
コンフォリア森下サウス | 東京都江東区 | 2,180百万円 | 2021年11月 | 3.60% | 東急不動産(株) |
コンフォリア大島DEUX | 東京都江東区 | 1,350百万円 | 2022年2月 | 3.60% | 東急不動産(株) |
コンフォリア高島平 | 東京都板橋区 | 3,900百万円 | 1995年9月 | 3.80% | 東急不動産(株) |
合 計 | 7,430百万円 | ||||
第27期予想 | (修正前) | 増減率 | |||
営業収益 | 10,597百万円 | 10,423百万円 | 1.7% | ||
当期利益 | 4,069百万円 | 3,957百万円 | 2.8% | ||
分配金総額 | 4,281百万円 | 4,163百万円 | 2.8% | ||
1口当たり分配金 | 5,650円 | 5,650円 | 0.0% | ||
第28期予想 | (修正前) | 増減率 | |||
営業収益 | 10,760百万円 | 10,597百万円 | 1.5% | ||
当期利益 | 4,099百万円 | 4,069百万円 | 0.7% | ||
分配金総額 | 4,288百万円 | 4,281百万円 | 0.2% | ||
1口当たり分配金 | 5,660円 | 5,650円 | 0.2% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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