(2024/09/17)
コンフォリア・レジデンシャル投資法人が、第28期(2024年7月期)決算を発表した。 第28期は、「コンフォリア西荻北」等6物件を取得する一方、「コンフォリア小石川」を売却した。ポートフォリオ全体の期中平均稼働率は96.8%と前期比0.2%低下したが、テナント入替時の賃料変動率は9.9%と過去最高となった。新規物件の収益や物件売却益354百万円が寄与し、前期比9.5%増益。差引き241百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は5,714円と前期比1.1%増となった。 期末のポートフォリオは165物件、資産規模(取得額合計)は3,167億円、有利子負債比率は51.5%。 第29期(2025年1月期)は、投資口の追加発行を行い、「キャンパスヴィレッジ千歳烏山」等6物件を取得する一方、「コンフォリア扇町」を売却する。未稼働物件の取得の影響から、ポートフォリオ全体の期中平均稼働率は96.3%と前期比0.5ポイント低下する想定。賃貸収益は増加するが、物件売却益が減少するため、前期比3.7%減益を見込む。内部留保より81百万円を取崩し、投資口数が3%増加するも、1口当たり分配金は5,750円と前期比0.6%増となる見通し。 第30期(2025年7月期)は、ポートフォリオ全体の期中平均稼働率が96.5%と前期予想より0.2ポイント上昇する想定。前期に取得した物件が通期寄与するが、物件売却益がなくなるため、前期予想比1.1%減益を見込む。内部留保より116百万円を取り崩すが、1口当たり分配金は5,730円と前期予想比0.3%減となる見通し。 内部成長及び外部成長により、1口当たり利益(売却益を除く)年率2%以上の成長を目指す。
第28期実績 | 第29期予想 | 前期比 | 第30期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 11,389百万円 | 11,308百万円 | ▲0.7% | 11,357百万円 | 0.4% |
当期利益 | 4,572百万円 | 4,405百万円 | ▲3.7% | 4,354百万円 | ▲1.2% |
分配金総額 | 4,330百万円 | 4,486百万円 | 3.6% | 4,471百万円 | ▲0.3% |
1口当たり分配金 | 5,714円 | 5,750円 | 0.6% | 5,730円 | ▲0.3% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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