(2017/03/15)
コンフォリア・レジデンシャル投資法人(CRR)が、第13期(平成29年1月期)決算を発表した。 第13期は「コンフォリア札幌植物園」「コンフォリア扇町」「コンフォリア市谷薬王寺」の3物件を取得。これによる賃貸収益や既存物件の稼働率上昇が寄与し、前期比1.4%増益、1口当たり分配金は4,549円となった。 期末のポートフォリオは101物件、資産規模(取得額合計)は1,680億円、有利子負債比率は51.6%。 第14期(平成29年7月期)は、投資口の追加発行を行い「コンフォリア蒲田」等8物件を取得し、これにより前期比10%増益を見込む。内部留保より30百万円を取り崩し、投資口数が9.8%増加するも、1口当たり分配金は4,610円と前期を1.3%上回る見通し。資産規模は1,865億円となり、中期的な目標である資産規模2,000億円も視野に入った。増資後の有利子負債比率は50.4% 第15期(平成30年1月期)は、前期予想比0.7%増益を見込む。内部留保より13百万円を取り崩し、1口当たり分配金は4,610円と前期と同額を見込む。 なお、スポンサーである東急不動産グループの資産運用会社の組織再編に伴い、CRRの資産運用会社と、アクティビア・プロパティーズ投資法人の資産運用会社が4月に合併、更に私募REITの資産運用部門を承継し、東急不動産リート・マネジメントに商号変更する。
第13期実績 | 第14期予想 | 前期比 | 第15期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 6,674百万円 | 7,165百万円 | 7.4% | 7,127百万円 | ▲0.5% |
当期利益 | 2,335百万円 | 2,568百万円 | 10.0% | 2,585百万円 | 0.7% |
分配金総額 | 2,335百万円 | 2,598百万円 | 11.3% | 2,598百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 4,549円 | 4,610円 | 1.3% | 4,610円 | 0.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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