(2020/09/16)
産業ファンド投資法人が、第26期(2020年7月期)決算を発表した。 第26期は「IIF横浜都筑R&Dセンター」等、4物件を取得した。これにより賃貸収益は増加するが、前期の売却益がなくなったことや、固都税、減価償却費、資産運用報酬の増加により、前期比4.6%減益。1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,832円と、前期を8.2%下回った。 期末のポートフォリオは75物件、資産規模(取得額合計)は3,235億円、有利子負債比率は49.8%。 第27期(2021年1月期)は、投資口の追加発行を行い「IIF湘南ヘルスイノベーションパーク」等、3物件を取得。これにより前期比22.8%増益を見込む。投資口数が10%増加するも、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,158円と前期比11.5%増となる見通し。 第28期(2021年7月期)は、前期に取得した物件が通期寄与する一方、既存物件のテナント入れ替えによる空室期間を保守的に見積もり、また固都税や資産運用報酬の増加により、当期利益は前期と同水準を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,158円となる見通し。
第26期実績 | 第27期予想 | 前期比 | 第28期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 10,984百万円 | 13,897百万円 | 26.5% | 14,837百万円 | 6.8% |
当期利益 | 5,317百万円 | 6,530百万円 | 22.8% | 6,530百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
2,828円 | 3,154円 | 11.5% | 3,154円 | 0.0% |
1口当たり利益超過分配金 | 4円 | 4円 | 0.0% | 4円 | 0.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
2,832円 | 3,158円 | 11.5% | 3,158円 | 0.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。 * 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。 * 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。 * 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。