(2018/03/14)
産業ファンド投資法人が、第21期(平成30年1月期)決算を発表した。 第21期は「IIF仙台大和ロジスティクスセンター」の増築棟を追加取得。前期に取得した物件が通期寄与するが、一時的に7ヶ月であった前期より運用期間が減少したため、前期比11.9%減益。1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は10,282円となった。 期末のポートフォリオは59物件、資産規模(取得額合計)は2,466億円、有利子負債比率は50.3%。 第22期(平成30年7月期)は、投資口の追加発行を行い「IIF厚木マニュファクチュアリングセンター」の底地等、13物件を取得。これにより資産規模は2,747億円となる。新規物件の収益が寄与し、前期比12.1%増益を見込む。なお、第22期より投資口4分割を行う。増資により投資口数が7%増加するが、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,689円と前期(分割後換算)より4.6%増加する見通し。 第23期(平成31年1月期)は、前期に取得した物件が通期寄与するが、既存物件のテナント退去による減収や固都税の増加により、前期予想比1.2%減益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,656円となる見通し。
第21期実績 | 第22期予想 | 前期比 | 第23期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 8,976百万円 | 9,681百万円 | 7.9% | 9,710百万円 | 0.3% |
当期利益 | 4,081百万円 | 4,572百万円 | 12.0% | 4,517百万円 | ▲1.2% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
10,276円 | 2,688円 | ▲73.8% | 2,655円 | ▲1.2% |
1口当たり利益超過分配金 | 6円 | 1円 | ▲83.3% | 1円 | 0.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
10,282円 | 2,689円 | - | 2,656円 | ▲1.2% |
※第22期より投資口4分割 |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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