(2010/08/10)
産業ファンド投資法人が第6期(平成22年6月期)決算を発表した。第6期は、底地2件取得及び保有物件1棟売却を行った。物件売却益459百万円が寄与し、前期比57%増益、1口当たり分配金は16,235円となった。第7期は、前期の物件売却益がなくなるため、38%減益、1口当たり分配金は10,036円となる見通し。 なお、IIFのポートフォリオ全体の約40%を占めるIIF羽田空港メインテナンスセンター(航空機格納庫)の賃貸借契約を変更することを発表。一定期間賃料減額とするも、契約期間の延長により収益の安定を見込む。具体的な変更内容は、①契約の残余期間を7年から15年へ延長、②定期賃貸借契約に変更し、賃料減額請求及び中途解約の禁止、③一定期間の賃料減額(平成23年より5年間は5%減額、平成28年より5年間は3%減額)。
第6期実績 | 第7期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 3,440百万円 | 2,958百万円 | ▲14.0% |
当期利益 | 1,283百万円 | 793百万円 | ▲38.2% |
分配金 (/1口) |
16,235円 | 10,036円 | ▲38.2% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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